5/31(金)〜6/2(日)にかけて、以下の障害が発生していました。現在は修復済みですが、障害が起きていた期間、影響を受けていたホストは通信ができていなかったこと、また、その影響が今も残っているホストがある可能性があります。
以下をご確認の上、影響や復旧方法についてご質問やご相談がございましたら、mdx問い合わせ窓口<
mdx-help@mdx.jp>までご連絡ください。
【障害発生期間】
5/31 (金) 11:34頃 〜 6/2 (日) 12:34頃 (49時間程度)
【影響範囲】
IPv4アドレスをDHCPで割り当てているホストで、上記期間中に新たに起動したか、DHCPリースの更新を迎えたホスト
【障害の内容】
上記のホストにおいてDHCPによるIPv4アドレス割り当てが失敗する。具体的には、
・障害期間中に新たに起動したホストには、起動時にIPアドレスが割り当てられない。
・すでに起動中だったホストでも、障害期間中にDHCPリースの更新を迎えた場合、更新に失敗し、その時点でIPアドレスが無効化される。
・それらのホストにおいては以降、IPv4の通信が不可能になる。
【障害の原因】
DHCPサーバのOS更新作業に伴う、設定の不備。
【備考】
- 障害発生前に起動しており、障害発生期間中にリース更新のタイミングを迎えなかったホストには、直接の影響はありません(影響を受けたホスト上のサービスに依存している場合など、間接的な影響を受ける可能性はあります)。
- リースの更新間隔は72時間です。障害が発生していた時間を49時間、リース更新のタイミングが一様とすると、おおよそ、IPv4アドレスをDHCPで割り当てているホストの49 / 72 ≒ 0.68, つまり68%程度のホストが影響を受けたと考えられます。
- 観測している範囲では、そのようなホストでも障害終了後にDHCPの取得要求が行われ、IPv4アドレスは自動的に再割当てされているはずですが、再割当てされていることおよび通信断期間が生じたことの影響などをご確認ください。
- 現在、ホストにIPアドレスが割り当てられているか否かは、mdxユーザポータル上でそのホストを選択した際、サービスネットワークのIPv4アドレスの欄に有効なアドレスが表示されているかどうかで確認できます。無効化されている場合、「IPアドレスが割り当たるまで5分程度かかります。しばらくお待ちください」と表示されています。
【IPアドレスが無効化されていたホストの復旧方法】
mdxユーザポータルからsudo可能なユーザでログインできない場合には、mdxユーザポータルから対象の仮想マシンを再起動してください。
mdxユーザポータルからsudo可能なユーザでログインできる場合には、mdxユーザポータルより対象の仮想マシンのコンソール画面を開き、以下の復旧操作を実施願います。