利用料金(2023年度)

2023年5月11日より、mdxのご利用に際しては、あらかじめご購入いただくmdxポイント(以下、ポイント)で利用料金を納付していただきます。
ポイントの購入およびお支払方法、資源別の消費ポイント一覧については、以下をご参照ください。
なお、ポイントには有効期限があります。ポイントの払い戻しは一切いたしませんのでご注意ください。

mdxポイントについて

  • 1ポイントあたりの価格は1円(税別)です。
  • 購入したポイントは、プロジェクトごとに管理され、同じユーザがmdx上で複数のプロジェクトを登録している場合であっても、他のプロジェクトには流用できません。

 

消費ポイント一覧(2023年度)

  • お試しプロジェクトは無料(ポイントの購入は不要)
  • 計算資源(CPU・GPU)は、プロジェクト申請ポータルまたはユーザポータルで申請した資源量(起動保証仮想マシン用予約分)および仮想マシンの起動に要した資源量(仮想マシン起動分)に応じて消費されます。
  • ストレージ資源は、実際の使用量ではなく、「プロジェクト申請ポータルまたはユーザポータルで申請した資源量」に応じて消費されます。プロジェクトタイプによる消費ポイントの差はありません。
  • プロジェクトに複数のポイントが登録されている場合には、以下の優先順でポイントを消費します。
    ①ポイントの有効期限
    ②ポイントの登録日

※各資源の詳細スペックは、システム概要をご参照ください。

利用資源消費ポイント
通常プロジェクト用 CPUパック*1
(1パックあたり)
起動保証仮想マシン用予約分*80.2ポイント/時間
仮想マシン起動分*90.2ポイント/時間
通常プロジェクト用 GPUパック*2
(1パックあたり)
起動保証仮想マシン用予約分*850ポイント/時間
仮想マシン起動分*950ポイント/時間
ノード占有プロジェクト用 汎用(CPU)ノード(1ノードあたり)*360.8ポイント/時間
ノード占有プロジェクト用 演算加速(GPU)ノード(1ノードあたり)*4800ポイント/時間
仮想ディスクストレージ (1GBあたり)*50.03ポイント/日
高速内部ストレージ (1GBあたり)*60.03ポイント/日
大容量ストレージ (1GBあたり) *60.02ポイント/日
オブジェクトストレージ (1GBあたり)*70.01ポイント/日

グローバル IP アドレス (個)

無料
  • *1 通常プロジェクト用CPU:1パックあたり1仮想CPUコア+1548MB(約1.51GB)メモリ
  • *2 通常プロジェクト用GPU:1パックあたり1GPU+18仮想CPUコア+約57.60GBメモリ
  • *3 セキュア(ノード占有)プロジェクト用CPU:1ノードあたり152仮想CPUコア+約256GBメモリ
  • *4 セキュア(ノード占有)プロジェクト用GPU:1ノードあたり8GPU+152仮想CPUコア+約512GBメモリ
  • *5 仮想マシン起動用の仮想ディスク用ストレージのサイズ
  • *6 ファイルシステム領域のサイズ
  • *7 ユーザポータルで申請
  • *8 起動保証仮想マシン用にプロジェクトに割り当てられた予約資源。仮想マシンを起動しているか否かに関わらず、割り当てられた資源量に応じて消費される
  • *9 起動中の仮想マシン(※仮想マシンの種別は問わない)で使用している資源量に応じて消費される

 

ポイント消費のイメージ


資源 ポイント消費対象消費開始のタイミング
消費単位
計算資源
(CPU、GPU)
  • 起動保障仮想マシン

資源予約分」+ 「仮想マシンの起動分」に応じてポイントが消費されます。

  • スポット仮想マシン

仮想マシンの起動分」に応じてポイントが消費されます。
※スポット仮想マシンは、仮想マシンの起動が保証されていないため、mdx全体の資源量が逼迫した際は、仮想マシンの停止や、仮想マシンの起動ができない可能性があります。仮想マシンを停止したくない場合は、起動保証仮想マシンの利用をご検討ください。

  • 資源予約分

申請が承認された時点
※仮想マシンが停止中であっても、ポイントが消費されます。

  • 仮想マシンの起動分

仮想マシンを起動した時点

1時間あたり

ストレージ資源
(仮想ディスク・高速内部・大容量・オブジェクト)
ストレージの使用量に関わらず、ユーザが「申請した容量」に応じてポイントが消費されます。申請が承認された時点1日あたり

以下の図は、仮想マシンのポイント消費のイメージです。
プロジェクトの申請資源量については、ユーザポータルのプロジェクトタブ>「プロジェクト情報」にてご確認いただけます。

  • 起動保証仮想マシンは、ユーザが申請し、プロジェクト用に予約された資源量(赤枠内)と、仮想マシンの起動に使用した資源量(青色部分)両方のポイントが消費されます。赤枠内については、仮想マシンを起動していなくてもポイントが消費されます。
  • スポット仮想マシンは、仮想マシンの起動に使用した資源量(黄色部分)のポイントが消費されます。
  • ストレージは、使用量ではなく、申請量に対して課金されます。

 

ポイントの購入方法

  • 新規購入、追加購入のいずれも、「プロジェクト申請ポータル」にて申請ください。
  • ポイント購入は、プロジェクト申請ポータルにて「ポイント購入者」として登録のある方のみ、申請可能です。
  • ポイントは以下の購入受付期間内であれば、随時購入可能です。(※課金初年度(2023年度)の当該年度利用分購入受付は、4月5日(水)からです。)
      当該年度利用分:4月1日から翌年1月31日まで 
      翌年度利用分(予約):2月1日から3月31日まで ※2023年度利用分を除く
  • 1ポイントあたりの価格は1円(税別)です。
  • ポイントの購入単位は、5,000ポイント(5,000円/税別)となります。
  • 一度購入したポイントは、有効期限切れ、不要になった等理由のいかんを問わず返金しません。

 

ポイント付与の時期

ポイントの付与は支払方法により異なり、それぞれ以下のタイミングで行われます。

  • 銀行振込(請求書払い):購入申請がmdx管理者によって承認された時
  • クレジットカード決済:購入申請がmdx管理者によって承認され、ユーザによるクレジット決済が完了した時(即時決済)
  • 学内振替:購入申請がmdx管理者によって承認された時

ポイントの有効期間

ポイントの有効期間は、ポイントが付与された日から6ヶ月*または年度末(3月31日)までのいずれか早い日までとなります。
4月1日から9月30日に購入したポイントについては、年度末を待たずに付与日から6ヶ月を経過した時点で失効します。
10月1日から翌年1月31日に購入したポイントについては、6ヶ月経過を待たずに年度末で失効し、翌年度への持越しはできません。

*6か月の計算例
  • 4月3日にポイント付与⇒10月3日24時(10月4日0時)失効
  • 4月30日にポイント付与⇒10月31日24時(11月1日0時)失効
  • 8月30日にポイント付与⇒2月28日24時(3月1日0時)失効 ※閏年の場合は、2月29日24時(3月1日0時)失効
  • 11月25日にポイント付与⇒翌年3月31日24時(4月1日0時)失効

 

ポイントのお支払方法

お支払い方法は、以下の三通りです。

  • 銀行振込(請求書払い):原則、東京大学所属者は利用不可。但し、科研費を除く。
  • クレジットカード決済:東京大学所属者は利用不可。クレジット決済の場合、購入申請の承認後5営業日以内に、ユーザ自身で決済用ページ(外部)にて決済を行っていただきます。なお、クレジット決済に限り、1回あたりに購入できるのは5,000,000(500万)ポイントが上限となります。
  • 学内振替:東京大学所属者のみ利用可。但し、科研費の場合は銀行振込のみ。

<所属および支払予算による支払方法一覧>

支払者所属東京大学
東京大学以外
(個人を含む)
支払予算科研費科研費以外全ての経費
(支払予算を問わない)
支払方法銀行振込(請求書払い)×
クレジットカード決済
※一括のみ
××
学内振替××

<支払方法による発行書類一覧>

発行書類請求書
(郵送)
明細領収書
支払方法
銀行振込(請求書払い)×
クレジットカード決済×××
学内振替××

<請求月および支払方法等変更期限>

お支払い方法が銀行振込(請求書払い)または学内振替の場合、ポイント付与日を基準に月ごとの購入ポイント数を合算後、以下の請求月に請求または学内振替を行います。
ポイント購入申請の取消・お支払方法の変更およびお支払情報の編集は、以下の変更期限まで可能です。但し、ポイント購入申請の取消は、「ポイントが未使用の場合」に限り可能です。

ポイント付与月請求月ポイント購入申請取消・
支払方法変更期限
4月6月4月末日
5月7月5月末日
6月8月6月末日
7月9月7月末日
8月10月8月末日
9月11月9月末日
10月12月10月末日
11月1月11月末日
12月2月12月末日
1月3月1月末日
2月~3月
(翌年度利用のみ)
5月3月末日
  • 銀行振込(請求書払い)の場合、請求書は各請求月の初旬に発送します。お支払い期限は、請求月の翌月末日です。
  • 学内振替(東大所属者のみ)の場合、請求月に部局間振替処理を行います。

 

ポイント残高が0になった場合の措置

プロジェクトの停止

プロジェクトが保有するポイントの残高が0になった場合は、当該プロジェクトで起動中の仮想マシンは停止され、ユーザポータルへのアクセスを含めてmdxの利用ができなくなります。
継続利用の予定がない場合は、プロジェクトが保有するポイント残高があるうちに、mdxのストレージに保存したデータをバックアップをお願いします。

プロジェクトの再開方法

プロジェクトが保有するポイントの残高が0になった日から起算して90日以内にポイントの購入が行われた場合は、プロジェクトを再開することが可能です。
プロジェクト再開後は、仮想マシンやストレージに保存されたデータを含め、プロジェクト停止前の環境がご利用いただけます。但し、プロジェクト停止中も、起動保障仮想マシン用予約分の計算資源およびストレージの申請量に応じてポイントが消費されます。プロジェクトを再開する場合、まずはプロジェクト停止期間中に消費されていた資源量に対してポイントが充当されるため、不足のないようポイントを追加ください。

プロジェクトの自動削除

プロジェクトが保有するポイントの残高が0になった日より起算して90日以内にポイントの購入がない場合、当該プロジェクト(仮想マシンやmdxのストレージに保存されたデータを含む)は削除されます。

 

ポイント購入の免除

以下の場合は、利用料金の負担(ポイント購入)を免除します。

  • 公募型共同研究課題等の採択を受け、mdxの無償利用が認められた場合
  • その他、データ活用社会創成プラットフォーム協働事業体が無償での利用を認める場合
  • mdxの故障または天災等のやむを得ない事情によりmdxの利用が不可能になり、その利用不可能の期間が20日を超える場合には、その間に消費されたポイントを無償で付与します。